かけはし相談室からのご紹介第2弾です!老健には様々な職種が関わって、入所者さまの支援をしています。そして、各部署の担当スタッフが集まり、今後の支援計画を話し合うのが「サービス担当者会議」です。今回はその様子をお伝えしようと思います!
サービス担当者会議では、入所者さまの健康面や身体機能など、日々の変化に注目しながら、今すべき支援は何か?という事を話し合います。
在宅生活を再開するためには、ご本人が出来ること、支援が必要なことを見極める必要があります。各部署の担当者が、専門的な視点から意見を出し合います。
相談員「ご家族の話では、寝室からトイレまでのスペースが狭いので、歩行器での移動は難
しいようです」
リハビリ「そうなると、杖を使用した移動が必要になりますね。段差などの住宅環境を考え
て、歩行訓練をしていきましょう」
介護士「日常生活の中でも、歩行練習を取り入れることが出来ると思います。まずは、居室
から食堂までの移動から初めてはどうでしょうか?」
相談員「では、そのように支援計画も変更しましょう。他に検討する内容はありますか?」
栄養士「退所後の食事に関することなんですが…」
といったように、各部署の意見をもとにして、必要な支援計画を立てていきます。
そして、話し合いの結果、作成されるのが「施設ケアプラン」です。施設での支援計画を分かりやすく書面にしたものですね。
重要なのは、「出来ないこと」にばかり目を向けるのでは無く、どうすれば「出来るようになるか」を考えることです。
そのためには、多職種が知恵を絞ってケア内容を決めるサービス担当者会議が、とても重要になる訳ですね。
各部署のスタッフが皆様を取り囲み、在宅退所に向けた支援を行っています。
多職種が連携してケアを行うのは、老健の大きな特徴と言えるでしょう!
かけはし全体が一つのチームとなり、皆様の自立支援を後押しさせて頂いてます。一つ一つの支援が、皆様の在宅生活を支える大きな力になると信じて!
Posted by 支援相談員K
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