Mr.R(以下:R):皆さんお久しぶりです。約半年ぶりですね!
今回の内容は「老健で実施しているリハビリ内容について」です。
新人リハビリK君(以下:K):よろしくお願いします!
R:おや?K君は昨年度も新人でしたが、新年度も新人のままですか?
K:僕の心はいつまでも新人の様にフレッシュですよ!(笑)
R:あ、はい(困惑)。ではK君のことは置いておいてさっそく始めましょう。
K:えっ!ちょっとまってくださいよー!
R:ではまず、老健のリハビリはどんなことをしているかわかりますか?
K:ん~と、立ち座り練習や歩く練習、あと体操をしているイメージです!
R:なるほど。ではこの写真を見て下さい。
K:ほら!やっぱり立ち座り練習をしていました!僕も成長しましたね!
R:ではこの立ち座り練習の目的はなんでしょうか?
K:え?目的ですか?それはやっぱり筋肉をたくさんつけてしっかり立ち座りが出来るように することです!
R:ふむふむ。ではこちらの写真も見てもらえますか?
K:あれ?リハビリの場所が変わってますね?違う日ですか?
R:いえ、これは同じ日の同じリハビリ時間内の写真ですよ。
K:でもこれはなにか違いますね?乗り移りの練習ですか?
R:いいところに気がつきましたね。これは先ほどの立ち座り練習を応用して、ベッドや車 椅子への乗り移りをスムーズに行う練習ですよ。乗り移りをスムーズに行うためには、し っかり立ち上がる事、安全に座ることが必要ですからね。このように、実際の生活環境で 練習をしているわけですね。
K:なるほど!実際の場面ってところがミソですね!
R:これだけではありませんよ?この写真を見て下さい
K:これは外ですか?スロープ?
R:その通りです。こちらの入所者さまは自宅に戻られた後に屋外を移動する事が予想されて います。そのため、実際に外の不整地(ぼこぼこ道)を想定して坂道などの練習を行って いるわけです。
K:なるほど!こうやって、入所者さまが退所された後の生活を想定し、問題を解決するた めに必要な練習をリハビリで行うわけですね!
R:お?すばらしい答えですね!K君の成長を感じます。
ただ、リハビリ時間が1回20分と非常に短いため、リハビリだけでは改善が難しい事があ ります。そのため、実際の生活を介護する介護福祉士さんに動作指導を行うことや、自力 でも出来るような環境調整をすることで、日々の生活がリハビリになり、時間の短さを補 う工夫もしていますよ。
K:うう….少し頭痛がしてきました。
R:大丈夫です。これからも一緒に学んでいきましょう!
K:はい!よろしくお願いします!
少し成長を感じたK君でしたが、これからどうなるのでしょうか?これからもリハビリ談 義は続きます。
Posted by Mr.R
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