昨日は日中も気温が上がらず、道内の多くの地域で、最高気温がマイナス10℃を下回りました。最低気温ではありません。最高気温がそれくらい低いということに改めて驚きます。最高気温がマイナス二桁台を観測するのは札幌では40年ぶりのことなのだそうです。それだけでもどれくらい記録的な寒さなのかがわかりますね。
帯広でも、今朝はマイナス24.5℃と、かなり厳しい寒さでした。これくらい寒いと、すぐに耳たぶがいたくなるので、耳当てが欠かせません。また、吐いた息がまつげや眉毛に凍りついて、白くなります。よく、北極や南極の中継で見るあの状態になります。
帯広はまだこのくらいの気温ですが、日本で最も寒い町、陸別町はマイナス31.8℃を観測したそうです。今年一番の冷え込みに、テレビ各局が陸別町を訪れ、中継をしていました。この先1週間ほどは寒さが続くそうで、身も心もブルブルしています。
これくらい寒いと、上の写真のような現象が起こります。路面が出ていたり、交通量が多い道路では雪が溶けているのですが、タイヤで巻き上げた水がすぐに凍って、まるで泥よけのように、タイヤの後ろにくっついています。これは厳冬期にしか見られない、新しい造形です。時々、これが肥大しすぎて耐えきれず、道ばたに落ちているのを見かけます。また、昼間に太陽光で暖められた雪が溶けて、車の足下に「つらら」がいくつもできている、ということもよくあります。大きな車だと、天井に積もった雪を落とせず、普段よりもずいぶんと屋根が高くなった車も見かけます。北国では、天気に応じて車の造形も変わります。
さて、上の写真は、かけはしから訪問に出かける車です。ご自宅などで暮らされている方々の安心な暮らしをささえるべく、雨や雪、凍った路面関係なく、出向いていきます。かけはしには、訪問看護、訪問介護、居宅介護支援事業所といった在宅部門があります。それぞれどのような活動をしているのか、今後ブログでお伝えできればと考えております。
Posted by 園芸療法士
0コメント