かけはしの2階食堂前の花壇にはほおずきが植えてあります。ほおずきは根を広げて繁殖するため、昨年植えた株から何株も増えました。今年は実がいくつもついて、気温の低下と共に鮮やかに色づいてきました。
中の丸い実を包み込んでいるその側の袋は実は「がく」の部分で、まるで提灯のようです。実際、ほおずきは英語で「Chinese (Japanese) lantern(提灯の意味)」と呼ばれています。
漢字で書くと「鬼灯」や「鬼燈」となり、これも提灯を意味するものです。
中にある丸い実を使って音を出す遊びを昔はよくしたそうですが、最近はそのような遊びをすることはあるのでしょうか。
いずれにせよ、昔からあるなじみのものですので、「ほおずきの色がついてきたね」と声をかけてくださる方や、「ほおずき飾りたいから実がひとつ欲しいわ」と仰る方もおられます。
今月末はハロウィーンですので、それに合わせて園芸療法プログラム内でも使ってみようと考えています。
Posted by 園芸療法士
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