9月も半ばとなり、少しずつ秋が近づきつつある十勝です。
夏の間にたくさんの葉を茂らせていた赤ジソや青ジソは、気温の低下に伴って徐々に色が褪せていきますので、その前に使わなければなりません。
そこで本日は、毎年恒例となっているシソジュースづくりを行いました。
かけはしの花壇では、2018年に植えたシソの種がこぼれて芽が出てくるので、あちらこちらにシソがあります。無農薬で育てているので時々虫食いはありますが、葉がしっかり茂って立派です。
シソジュースは赤ジソだけでなく青ジソを入れると味がさわやかになって美味しいそうなので、今回は両方使います。
まずは当日朝に刈り取った採れたてのシソを葉っぱだけちぎっていきます。シソをお渡しすると、皆さま夢中になって葉をちぎっていかれます。
水で綺麗に洗った後、ぐらぐらと沸かしたお湯に入れて煮だしていきます。
5分ほど湯がくとシソの香りがむわーっと漂い、お湯が紫色に染まります。
シソを引き上げて、甘みづけの砂糖を加えたら、ここでイリュージョンタイムとなります。
この時点では紫色のやや黒ずんだ色なのですが、酢を加えるととても鮮やかな色へと変わります。
以前実施した際の画像がわかりやすいので、そのときの記事をぜひご覧下さい。
酢については色々な種類が使われているようなのですが、味がまろやかになるとのことで、クエン酸や米酢などではなく、リンゴ酢を使いました。
できあがったジュースを召し上がった方の感想としては「さっぱりしておいしい」「色が綺麗」「シソの味がいい」等のコメントを頂きました。ただ、酸っぱいのが苦手な方はお酢の量を少し減らして作った方が良いかもしれません。前々回、前回と毎年飲んでいるスタッフが言うには「3年間でいちばんおいしい」とのことです。
来週は、シソを煮出した鮮やかな色を利用して、染めものの作品作りをおこなう予定です。
どうぞお楽しみに!
Posted by 園芸療法士
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