今日は朝からぐずついた天気で、最高気温は18℃ほどあったようですが何となく肌寒い1日でした。
明日は晴れて、木曜日までは天気の良い日が続く予報です。
さて、5月も半ばを過ぎて星の庭の植物がいきいきとしてきました。
春の花木が咲き、宿根草も芽を出して早いものは花を咲かせています。
せっかくなので、今回は5月半ばの星の庭の様子をお伝えいたします。
まず、鮮やかな色の花で目を引くのが、上の写真の「ヨドガワツツジ」です。八重咲きの花で、とてもきれいです。
こちらは「レンギョウ(黄)」と「ユキヤナギ(白)」です。
星の庭の北西側出入り口から入ると真っ先に出迎えてくれます。レンギョウはこの雨で散りつつありますが、花が咲いている期間が長く、今年は4月の下旬から春を告げるように庭を彩ってくれました。
こちらも花木のひとつ、「ヤマブキ」です。「山吹色」という色はこの花の色のことです。
まだ咲き始めで、レンギョウからバトンを受けるかのように花を咲かせそうです。
このほかにも、花木では「オオデマリ」「コデマリ」「ライラック」がつぼみを持っていましたので、近いうちに花が見られそうです。
続いて宿根草です。
新芽が赤っぽい色の宿根草も植えてありますので、この時期の花壇は鮮やかな緑と赤色の葉がモザイクのようになっていて、それはそれで綺麗です。
この場所に植えてある宿根草は7月から8月頃に花を咲かせるものが多いのですが、春に咲く花もいくつか植えてあります。
こちらは「ベルゲニア」という花で、ヒマラヤユキノシタの仲間です。鮮やかなピンク色が、この時期の花壇で存在感を示しています。
こちらは「アネモネ シルベストリス 'マドンナ’」という花で、つぼみの時はこのようにうつむいていますが、花を開くと下の写真のようになります。
可愛らしい花なのですが、思いのほか繁殖力が強く、勢力を拡大しそうなので増えすぎないよう注意が必要です。
この先、6月にかけて気温の上昇と共に宿根草が一気に背丈を伸ばします。5月は花は多くありませんが、春の庭が日に日に緑の色を濃くしていく様子を見ることができます。それはこの時期しか見られない庭の風景ですので、ぜひお散歩がてら、庭の植物を見に来て頂きたいと思います。
道内にも緊急事態宣言が発出されております。庭を訪れる際はマスクを着用の上、ごく少人数でいらして頂けるとありがたいです。
Posted by 園芸療法士
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