5月中旬から北海道でも緊急事態宣言が発令され大変な日々が続いていますね。
当施設でも職員はもちろん、入所者さま方にも感染予防対策として手指消毒やマスク着用をお願いしています。
感染予防の観点では必須とも言うべきマスクですが、コミュニケーションの上では話が聞き取りづらい、感情が見えづらいなどマイナスな印象がつきやすいものです。
顔が半分も隠れていると表情が見えず相手に不安を与えてしまうこともあり、私たち職員としては入所者さまの生活の支援をさせて頂く上で危惧しなくてはならないことであると考えています。
さて、今回は感染予防対策の中でも日頃から入所者さまに関わる際に気をつけていることをいくつかご紹介します。
声
マスク着用により声が届きづらいことも多く、口が見えないことから会話も困難なこともあります。そういった際にはプリントを用いた伝達方法や身振り手振りのジェスチャーで伝えることもしばしば。声色を変えたりゆっくり話すなど様々な方法で交流しています。
表 情
口が隠れているとお互いの表情や感情を汲み取るのが困難です。職員は少し大げさに思えるほど目元で表情を伝えるように配慮しています。
傾 聴
話を聞くというのは大事なことで、日々の会話の中から各々のニーズを汲み取ることも出来ます。このご時世で大勢で笑い合うことなどなかなかできない現状ですが、その分おひとりお一人の方とお話する機会が増えました。話を聞く際には、同じ目線になり目を見て圧迫感を感じさせることがないよう配慮しています。
以上、一部ですが現状も以前と変わらない生活ができるように配慮をさせて頂いていることをご紹介しました。
感染予防対策中で何かと息苦しいこともありますが、今後も入所者さまや皆さまにとっても居心地の良い老健施設であるように努めていきたいと思います。
Posted by Aチーム
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