先日、入所されている方を対象にした園芸療法プログラムで、「花の立体絵画づくり」をしました。
これは、額縁を印刷した紙に、自分なりに花を置いて一枚の絵画にしていくもので、誰でも簡単に作ることができます。
今回、初めて実施したところ、取りかかり時は「どうしたらいいの?」という声が聞かれましたが、少しすると、どの方も気に入った花に手を伸ばし、次々に配置して画面を仕上げていました。
作品ができあがった後は、一緒に参加した皆さんに作品を披露していきます。「きれいだねえ」「いい色だ」等、コメントがあちらこちらから聞こえます。
すぐに花がしおれてしまうので、この作品を持ち帰ることはできません。その代わりに、このように真上から写真を撮影し、それをポストカードに印刷して、皆さんにお渡ししました。
ポストカードに印刷してみると、額縁が本物のように見えて、「これ本当に私が作ったやつかい?」と驚かれる方もおられました。ポストカードなので、お部屋に飾るだけでなく、ご家族にプレゼントされたり、切手を貼れば郵送することもできます。
季節が変われば咲く花も変わるので、自ずと作品も変わってきます。今回、皆さんからとても好評でしたので、また折を見て実施したいと考えています。
Posted by 園芸療法士
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