2022.03.31 08:00地域のしずく 2021年度版を発行しました当法人が取り組んでいる地域共生推進の取り組みについて、今年度の活動をまとめた冊子を発行いたしました。今年度も新型コロナ感染症の影響により、予定していた活動全てを行うことはできませんでしたが、パノラマ屋上ガーデンの造成を幼稚園児や高校生、ボランティアの方々と一緒に取り組んだり、帯広市が主催するバスツアーを受け入れたりと、地道に取り組みを進めてきました。これまでの実績を含め、誌面にまとめましたので、以下に添付いたします。中面は文字が小さいため、画像をクリックし、拡大してご覧ください。
2021.12.13 08:00園芸療法 12/7 押し葉のクリスマスツリーづくりクリスマスが近づいてきたこの時期、毎年行っているのがこちらの「押し葉のクリスマスツリーづくり」です。庭のニオイヒバの枝をクリスマスツリーのように仕立てたところへ、押し葉とリボンでデコレーションをしていきます。
2021.10.21 08:00園芸療法 10/12,15 チューリップの球根植え今週のはじめくらいから最低気温が氷点下になったり、その影響で霜が降りたりと、冬の訪れが着々と近づきつつある北海道十勝です。先週、寒さが訪れる前に園芸療法のプログラムではチューリップの球根を植えました。2階では食堂横の花壇に球根を植えましたが、車いすを利用されている方がほとんどですので、花壇に入るのは難しく、新しく導入した球根植えマシンを用いて行いました。マシンの構造は単純です。段ボールを雨樋のような形に仕立てたもので、端に球根を置くとコロコロと転がって花壇に飛び込む仕様になっています。今回は12名の方が参加され、おひとり10個ずつ、合計120個の球根を植えました。「家で植えたことはあったけど、こんなふうにして植えるのは初めてだ」とにこやかにお話される方...
2021.07.05 08:00園芸療法 アサガオの苗植え <グリーンカーテンづくり>先月、3階に入所されている方との園芸療法プログラムにて、アサガオの苗植えを行いました。アサガオを植えたのは、食堂横のテラスに設置したレイズドベッド(持ち上げ式花壇)です。スタッフが屋上に上って設置したネットにアサガオを這わせて「グリーンカーテン」に仕立てようという算段です。ちなみに昨年はゴーヤ(ニガウリ)を植えて、いくつか実がなりました。今回は、鮮やかな青色や白の西洋アサガオの苗を植えましたので、8月頃には下から見上げるととても綺麗なアサガオの花が咲くグリーンカーテンが出来上がる予定です。
2021.05.25 08:00園芸療法 チューリップの思い出北海道、十勝では5月中旬にチューリップの満開を迎えます。本州などの温暖地に比べると1か月ほど遅いピークなので、道外の方は驚かれるかもしれませんね。2階の食堂前花壇では、昨年の11月に園芸療法の時間で植えた赤、白、黄色、ピンクのチューリップが一斉に咲き揃いました。一方で、3階の移動式レイズドベッド(持ち上げ式花壇)に植えたチューリップは一斉に咲き揃うことはなく、黄色、白、赤と順番に咲いて盛りを過ぎました。植える場所や条件が違うと全く様子が異なるのですね。さて、上の写真では入所者の方がチューリップの様子を眺めていらっしゃいます。こちらの方は10月頃に当施設に入所され、一緒にチューリップの球根を植えました。食堂のお席がちょうど球根を植えた花壇がよく見える位置...
2021.04.07 08:00チューリップがたくさん芽を出しましたこのところの暖かさで、去年の秋に植えたチューリップが芽を出して葉を広げています。3階では、レイズドベッド1台当たり60個、合計120個の球根を植えました(上写真)。冬の間、寒風が吹きすさぶ場所なのでビニルをかけて養生しておりましたが、その甲斐あってか3月中旬頃には芽が出始めて、ぐんぐんと大きく育っています。ちょうど窓ガラスの反射もあって暖かいためか、大きくなるのがかなり早いです。一方、下の写真は2階の花壇に植えたものですが、比べてみるとその違いが明らかです。こちらは3階に比べて植えるのが3週間ほど遅かったというのもありますが、地温(土の温度)がこちらの方が低い時期が長かったこともあり、ゆっくりとした出足です。こちらの花壇にも120個の球根を植えました。...
2021.02.22 08:00カイワレ大根の収穫先週は最高気温が7℃や8℃に上昇し、雪どけが進みました。そんな日は風も少し柔らかく、わずかながら春が近づいてくることを実感できます。さて、園芸療法プログラムでは、来月から始まる夏野菜や草花の種まきシーズンを迎えるのに先駆けて、室内での水耕栽培を始めています。先週の月曜日は、やさいクラブという活動でカイワレ大根の種まきをおこないました。隣り合うお二人で一つのカップに種をまいていきます。カイワレ大根の種はひと粒の大きさが、ごま粒3つから4つ分くらいとそれほど小さくありませんので、皆さんもそれほど難儀することなく種をつまんでまいておられました。トレイにまく際は1ヶ所あたりの粒数が決まっていますが、今回は特に制限がありませんので、今後、他の野菜等の種まきに向け...
2021.02.10 08:00園芸療法 2/8 今年最初の種まき老健かけはしのある北海道十勝地方は1月末から2月の上旬までが最も寒いのですが、2月中旬や下旬になってもかなり冷え込むことがあります。実際、今日現在の予報では2月18日に最低気温がマイナス15℃となっています。これだけ寒いと雪も溶けず、一面真っ白な雪景色なので、まだまだ春という感じはしないのですが、寒いのとは逆に、2月の半ばを過ぎると日中は陽気を少しだけ感じられるほど気温が上がる日もあり、そんな時は少しずつ春が近づいてくる気配を感じられます。かけはしの菜園や花壇に植える野菜や花の種まきを本格的にスタートするのは3月に入ってからなのですが、本日は一足はやく「イタリアンパセリ」の種まきを行いました。
2021.02.04 08:00園芸療法 2/4 節分の鬼退治、豆苗の切り戻し本日は3階に入所されている方との園芸療法プログラムです。2月2日の節分当日は2階で鬼退治をしましたが、3階ではまだ鬼退治をして厄を落としていませんでしたので、皆さまと協力して鬼をやっつけることにしました。物陰に潜んで鬼が出番をうかがっています。そして、じわりじわりと足音もなく迫り来る鬼。冬の光に照らされて、いっそう不気味さを醸し出しています。手前にいらっしゃる皆さまはまだ鬼の接近に気付いていません。あぶない!気をつけて!!
2021.02.02 08:00園芸療法 2/2 節分の鬼退治、紅葉の標本づくり本日は節分です。例年は2月3日が節分、2月4日が立春という暦ですが、地球の公転にかかる日数やうるう年の関係で、今年は立春の時刻が2月3日に入ることから、今回は124年ぶりに2月2日が節分となったようです。節分といえば、すぐに思いつくのは「豆まき」ですね。鬼に豆をぶつけて鬼退治をすることで、その年の厄を払うといわれています。煎った大豆を用いるのが一般的ですが、北海道では大豆ではなく落花生を使って豆まきをすることが多いです。落花生は硬い皮があるため、豆まきした後もそれを拾って食べることができるので、無駄がなく合理的ですね。そういうところが北海道らしいです。さて、かけはしに入所されている皆さまにも厄払いをしていただこうと、鬼役のスタッフが勢いよく飛び出してき...
2021.01.27 08:00園芸療法 1/26 かけはし産大豆で味噌づくり新しい年になって早くもひと月が過ぎようとしています。寒さは相変わらずですが、夕方4時半になっても明るかったり、日の出も早まったりと、少しずつ日が延びていることを実感します。さて、今回は園芸療法プログラムにて味噌づくりを行いましたのでお伝えします。この時期に作る味噌は「寒仕込み」といって、1月~3月は味噌の仕込みに適した時期といわれています。というのも、この時期に仕込むとまだ気温が低いことから、夏頃のピークにかけてゆっくりと発酵するため、美味しい味噌が仕上がるそうです(マルカワ味噌HPより)。かけはしでは、正面玄関前の畑で、昨年、ジャガイモと大豆を栽培しました。元々は、9月頃に収穫祭の開催を見込んでおり、育てたものをじゃがバターやポテトチップス、枝豆とし...
2021.01.14 08:00園芸療法 1/14 ジャガイモのスタンプ年が明けるまでほとんど雪が降らなかったものの、先週に34センチの積雪を記録して以降、断続的に雪が降っています。ついこの間までは雪がないために冬らしい気分が盛り上がらないと言っていましたが、雪が降ってしまえばやはり雪かきがあるので、雪が降るのも大変だなあと改めて実感しています。さて、雪深く気温がとても低い北海道では、10月の終わり頃から4月の末頃までは園芸療法プログラムを屋外で行うことはできません。例年は育てた野菜を貯蔵しておいて冬の間に調理するというプログラムを考えていましたが、この冬は新型コロナウィルスの感染対策のため、調理活動は行うことができません。しかし、せっかく収穫したジャガイモを放っておくわけにはいきませんので、今日はジャガイモのスタンプを作...