老健かけはしのある北海道十勝地方は1月末から2月の上旬までが最も寒いのですが、2月中旬や下旬になってもかなり冷え込むことがあります。実際、今日現在の予報では2月18日に最低気温がマイナス15℃となっています。これだけ寒いと雪も溶けず、一面真っ白な雪景色なので、まだまだ春という感じはしないのですが、寒いのとは逆に、2月の半ばを過ぎると日中は陽気を少しだけ感じられるほど気温が上がる日もあり、そんな時は少しずつ春が近づいてくる気配を感じられます。
かけはしの菜園や花壇に植える野菜や花の種まきを本格的にスタートするのは3月に入ってからなのですが、本日は一足はやく「イタリアンパセリ」の種まきを行いました。
小さな種をまく際は、「セルトレイ」という、仕切りが付いて水抜きの穴が空いた種まき用の道具を使います。ここに種まき用の土を入れて、種をまいていきます。
種の大きさはだいたいごま粒ほど。これを3粒ずつまいていきます。
園芸療法に参加される皆さまは、「小さいなあ」「よく見えないわ」と言いながらも、「どこまでまいた?」とスタッフに確認しながら種まきを進めていきます。
きちんと種をまけていたかどうかは芽が出てくる頃に明らかになるでしょう。
細かな種の種まきを不得手とするリハスタッフのKさんも、久しぶりの種まきをして自分自身のリハビリです。
イタリアンパセリの発芽の適温は20℃ほどなので屋外では当然難しいのですが、室内は20℃以上ありますので、順調にいけば3週間ほどで発芽します。いま種をまいて苗を大きくしてもおそらくその時点ではまだ屋外の畑に植えるには多少早い時期ですので、今回まいたものの一部は水耕栽培にチャレンジしてみようと思っています。
令和3年初めての種まき、この後どうなりますことやら、どうぞお楽しみに!
Posted by 園芸療法士
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