園芸療法 8/14 カブの間引き

以前種まきをしたカブがぐんぐんと育ち、みるみるうちに繁ってきました。

このままではカブの実の部分が大きくなりませんので、間引きをして数を減らす必要があります。

昨日は2階に入所されている方を対象として、本日は3階に入所されている方を対象としてカブの間引きを実施しました。

土から引き抜くと、カブらしい匂いが鼻をくすぐります。これだけあると、いくら間引きをしても、まだまだたくさんあります。

間引き菜がたくさん採れたので、今回は皆さまと調理をして食べることにしました。

まずは土から引き抜いたカブを、きれいに洗っていきます。

協力しながら作業を進め、その後は葉や実の部分を食べやすいよう一口大にしていきます。実の部分ははさみで、葉の部分は手でちぎって細かくしていきます。それが終わったら水でざっと洗って、味付けをします。

手際よく塩をもみこんでくださる方は「昔、よく作ったわ」と笑顔を見せられ、以前中華料理屋で働いていた方は、ごま油で上手に仕上げをしてくださいました。

できあがった、ごま油風味のカブの塩もみは、塩加減についての議論はありましたがおおむね好評で、採れたての野菜を食べられたことにどちらの方も満足しておられるようでした。

さて、次はどんな野菜が収穫できるでしょうか。畑でどんどんと大きく育つ野菜を見て期待が高まります。


Posted by 園芸療法士

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老健かけはしブログ

社会医療法人北斗 十勝自立支援センター 介護老人保健施設 かけはしのブログです。 かけはしの取り組みや園芸療法、イベント情報などを随時お伝えします。

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