たくさんの花が鮮やかな色で咲いています。
日中と朝晩の気温差があると、花の色がはっきりとするようです。マリーゴールドやメランポジウムなど黄色の花はまぶしさを感じるほどです。今回の写真はサルビア・ウリギノーサという名前の花です。蜜があるので蜂たちがブンブンと羽音を鳴らしてやってきます。
花壇には色々な種類の蜂がやってきますが、この蜂は「セイヨウオオマルハナバチ」という蜂のようです。見た目はかわいらしいのですが、特定外来生物に指定され、駆除の対象になっています。
元々、ハウス内で栽培するトマトやナスの受粉のために欧州から導入されたのですが、それが野生化してしまったようです。道内にはエゾオオマルハナバチなどの在来種が存在するのですが、それらを駆逐してしまう可能性がある等の理由で、特定外来生物に指定されたようです。
今回写真を撮ってから、何という蜂なのだろうと調べてみたところ、そのような事がわかりました。色々な事情がありますが、はじめは人々の暮らしに有益だといって持ち込まれたものが、いつしか厄介者にされてしまうことに言いようもないさみしさを感じます。
Posted by 園芸療法士
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