昨日、ユニ・チャーム株式会社の黒田由香利さんをお招きし、おむつの勉強会を開催しました。
排泄の自立を目指す上で、排泄ケアはとても重要です。また、どうしてもおむつを使用せざるを得ない方においては、より不快感の少ないケアの方法を知ることはとても重要です。製品の性能は年々向上しており、知識をアップデートすることは必要不可欠となっています。
今回お話し頂いたのは、近年の製品の特長、適切なおむつのサイズ選択や当て方のポイント、注意点など、すぐにでも普段のケアに活かせる内容で、スタッフ一同熱心に聞き入りました。
また、使い方によっては製品の性能を使い切れないこともあるとのことで、実際に実験をして見せていただきました。身体の圧がかかっている場合、当てる位置が違うと水分を吸い込むスピードに大きな差があり、改めて適切な位置にパッドを当てる必要性を理解できました。一番下の写真は、パッドを当てる位置の違いで、水分を吸い込んだパッドのその後の感触が異なることを確かめているところです。
その後は、全員で実際にリハビリパンツを試し履きし、サイズ感覚を確認しました。サイズが大きいと太ももの周りがだぶつくことがわかり、その際はワンサイズ落とすことでしっかりとフィットすることを体感しました。
最後には、1枚目の写真のように、おむつを装着する実技を見せて頂いたほか、普段、どのようにしたらよいか悩んでいるケースについてもご助言を頂きました。
特に夜間帯のおむつの当て方や対応については課題が多く、今回の内容をスタッフ間で共有し、解決に取り組みたいと考えています。
また、今後は排泄ケアも含めて睡眠の質を向上させる取り組みも進めていく予定です。
Posted by 園芸療法士
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