2月半ばを過ぎました。女の子のいるご家庭では、3月3日の桃の節句に向けて、おひなさまを部屋に飾られているところもあるかと思います。
かけはしの入り口にも、見応えのあるひな壇がお目見えし、来所される皆さまの目を楽しませてくれています。
こちらのおひなさまは、当法人のスタッフから寄贈されたもので、毎年飾り付けています。
ちなみに、おひなさまは、女の子の健やかな成長と共に、幸せな結婚ができるよう願いを込めたものであり、結婚式の場面を表しているそうです。
よく見てみると、三人官女の左右の女性が持つ銚子は、今でも結婚式の三三九度で使われるものと同じです。また、三人官女の中央の女性は眉がなくお歯黒をしており、既婚であることがわかります。
五人囃子は左から太鼓、大鼓、小鼓・・・と、楽器の大きい順に並んでいます。
私も妹がいて、家におひなさまが飾られていたのですが、調べてみると知らないことがとても多いことに気づきます。
すぐに片付けないと婚期が遅れるというジンクスにも、片付けを後回しにするようでは素敵な女性になれませんよ、というような教訓的な意味合いや、おひな様が厄を肩代わりしてくれているので、長く出し放しにしていると良くないなど、いくつかあるそうで、奥深いですね。
もちろん、かけはしのおひなさまも、ひな祭りが終わればすぐに片付ける予定です。
Posted by 園芸療法士
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