4月の雪

4月に入ったというのに、昨夜から降りだした雪は10㎝近くまで積もりました。

気温がそれほど低くないため、アスファルトの雪はすぐに溶けましたが、土の上に積もった雪は夕方まで残りそうです。

寒い日の雪はさらさらのパウダースノーなので木の枝がしなるほど積もることはないのですが、この時期の雪は湿度を多く含んだ牡丹雪(ぼた雪)なので、木の枝にこんもりと積もってまるで樹氷のようでした。見た目は綺麗なのですが、木にとっては負担が大きいようで、べたっとした雪が積もりすぎるとその重みに耐えきれず枝が折れてしまうこともあります。

関東や関西の方では桜の花が満開というのにこちらは雪の花が満開と、同じ日本といえどもずいぶんと異なるものです。

この4月1日から、NHKの連続ドラマ小説「なつぞら」が始まりましたが、舞台となる十勝の風景は他の地方で暮らされている皆さんの目にどのように映るでしょうか。

まさか4月に(稀ですが、年によっては5月に降ることも・・・)雪が降るとは思わないでしょうけれど。

冬と春と行ったり来たりしながら、北国にも芽吹きの季節が訪れます。


Posted by 園芸療法士


老健かけはしブログ

社会医療法人北斗 十勝自立支援センター 介護老人保健施設 かけはしのブログです。 かけはしの取り組みや園芸療法、イベント情報などを随時お伝えします。

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