園芸療法 4/23 花の種まき

今日は晴れの予報でしたが、すっきりとした青空がのぞくことはほとんどなく、薄曇りの一日でした。それでも気温は16℃ほどと暖かく、屋外での園芸療法プログラムの実施に向けて、花壇の土作りをスタートするには程よい気温でしたので、少しずつ畑起こしを始めています。


さて、本日の園芸療法プログラムでは、育てている二十日大根を最初に観察するところからです。根の部分がぷっくりと膨らんできたものが増え、根元をのぞいては「大きくなってきたね」と嬉しそうにお話しされる方が多かったです。

種まきをしたのが2月25日なので、二十日どころではなく六十日大根と呼ばなければならないくらいですが、いよいよ来週、収穫して食べたいと考えています。

来週の火曜日は4月30日、天皇陛下が退位され、平成が終わる日です。今回植えた二十日大根は赤いものと白いものがあって紅白ですので、平成を見送り、新しい時代を祝するひと品になりそうです。どのようなひと皿になるのか、次週をお楽しみに。

今回は、二十日大根を観察した後、花の種まきを行いました。今回まいたのはタチアオイエキナセア(ムラサキバレンギク)ラグラス(ウサギノオ)の3種類です。

タチアオイは高さが2mにもなる多年草で、この花が咲くと夏が来たと感じる方も多いようです。種まきの説明時に、ある参加者の方から子どもの頃この花を花にくっつけて「コケコッコー」と言い合って遊んだことがあること、そのため「コケコッコ花」と呼ぶのだと教えて頂いたのですが、北海道の一部でそう呼ばれているのだと、ウィキペディアにも記載されていました。私は北海道の生まれですが、恥ずかしながら初めて知りました。実際に花が咲いたら実演して頂く機会を持ちたいと思います。

エキナセアは北海道の寒さにも負けずに毎年咲くので、重宝される花です。旭川の上野ファームでも多く取り入れられています。

ラグラスはとても手触りの良い穂がついて可愛らしい植物です。ウサギのしっぽがどれくらいふわふわしているのかわかりませんが、和名をウサギノオ、英名をバニーテールといいます。ドライフラワーにしても綺麗なので、たくさん植えて、冬場のアレンジメントに使いたいと考えています。

明日は気温が24℃まで上がるとの予報ですので、どんどんと発芽してもらいたいものです。


Posted by 園芸療法士

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老健かけはしブログ

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