10月23日(水)、帯広大谷短期大学社会福祉科介護福祉専攻2年生19名が、北斗福祉村ガーデン星の庭の見学にいらっしゃいました。
皆さんは以前、自立支援ケアの実践現場などを学ぶために老健かけはしに見学に訪れて、園芸療法についての話を聞いていただいたことがあります。今回は、これから私たちが始める星の庭を活用しての地域共生に向けた取り組みを学ぶために、見学にいらっしゃいました。
はじめに星の庭を巡り、五感を穏やかに刺激するための各ゾーンを体験していただきました。ふわふわの感触の植物や、匂いの強いハーブに実際に触れると、皆さんの表情もぱっと明るくなります。それぞれのゾーンがどのような意味合いでつくられたのか、園路やレイズドベッドなど、庭の特徴となるものについて学んでいきます。
庭を巡った後は、室内でより詳しい説明を受けた後、2つのグループに分かれてディスカッションを行いました。自分がここで働くことになったとして、庭を活用してどのような取り組みをしたいか、誰のためにどんなことをしてみたいか、意見を出し合いました。
庭をより魅力的にするようなアイデアや、高齢者と子どもをつなぐ取り組み、季節毎に楽しみを持てるような関わりや、SNSを活用して庭を知ってもらうことで、介護士や介護施設のイメージを明るくしたいといった内容など、様々な意見が飛び交いました。
この十勝では、畑仕事や園芸を活動として取り入れている高齢者施設も多いので、卒業後、就職した先で、植物や緑を通して高齢者の暮らしに喜びを提供したり、植物を通した関わりの良さというものを少しでも心に留めておいてもらえると嬉しいなと思う次第です。
今回は遠いところお越しくださり、どうもありがとうございました!
Posted by 園芸療法士
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