昨日、今日とジャガイモを使ったイモ団子づくりを行いました。
イモ団子は蒸かしたジャガイモにでんぷんを加えてモチモチとした食感に仕上げたもので、北海道の郷土料理として道内では昔からよく食べられているものです。呼び名はイモ団子のほか、「いももち」と呼ぶこともあります。
両面を焼いて砂糖醤油を絡ませるのが定番で、北海道育ちの方なら誰でも口にしたことがあると思います。
今年、かけはし菜園ではジャガイモが豊作でしたので、これまで煮っ転がしやじゃがバター、ハーブ焼きなど様々な料理にして食べてきましたが、いよいよイモ団子の登場です。
まずは蒸かしたイモの皮をむいていきます。
マッシャーを使ってしっかりとつぶしたら、でんぷん(片栗粉)を加えます。でんぷんもジャガイモを原料としているので、イモ団子の原料はジャガイモ100%です。ちなみに、材料のイモをカボチャに変えると、カボチャ団子になります。
でんぷんを加えたら、手でこねていきます。しっかりとこねるうちに粘りが出て、モチモチとした感じになってきます。こねる際は力がかかるので、お隣の方がボウルを押さえてくれます。こうした協力の場面が自然と出てくるのがこうしたプログラムの良いところで、作業をすすめるうちに交流や連帯感が生まれます。
しっかりとまとまるようになったら、円柱状に成形します。ラップにくるんで、コロコロと転がして適度な太さにしていきます。これをちょうどよい厚さに切って焼いて食べます。
ただし、今回は時間の都合でここまでとなりました。
冷凍保存しておいたものを、来週ホットプレートで焼いて食べる予定です。参加された皆さんは「早く食べたいなあ」とお話ししていましたが、次回を心待ちにしてくださるでしょうか。
次回、イモ団子のできあがりの様子もご紹介したいと思います。
Posted by 園芸療法士
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