全国ニュースでも話題になっているかもしれませんが、今年は北海道全域で雪がとても少ない状況が続いています。
さっぽろ雪祭りでは、大通り会場はなんとか雪を確保したそうですが、別の会場では雪が足りず、予定よりも規模を縮小して実施せざるを得ない状況となっているようです。
おびひろ氷祭りも2月に開催予定ですが、十勝は札幌など道央に比べてもさらに雪が少ないので、さらに困っていることでしょう。
また、雪が少ないことは、農家にとっても大きなダメージです。雪がたっぷりと降って畑を覆うことで、マイナス10℃を下回る寒風から土を守り、畑が凍り付いてしまうのを防いでいるのですが、雪がなく土が露出したままだと、土の深いところまで凍ってしまうため、春に畑に入るのが遅れ、作物の収量に影響します。現に、昨シーズンは長いもに大きな影響が出たと聞いています。
かけはしにも畑がありますので、雪が降ってくれないと、同じように困ります。
そのため、今回は「降雪祈願」として、フラワーペーパーで雪を降らせよう!と、かまくらの絵をつくることにしました。
絵を作る前には、実際に雪に触れてもらい、雪の冷たさを感じて頂きました。
雪に触れると「ちいさいころ、食べたことがある」とお話しされたり、「つららもなめてあるいたわ」と、昔話がちらほらと聞かれます。
その後、フラワーペーパーで作った雪代わりのお花をかまくらが描かれた下絵の上に貼り付けて行きます。
完成した絵がこちらです。
あまり、どかっと降られると困りますが、ほどよく雪をふらせてもらいたいものです。
願いは天に届くでしょうか。
Posted by 園芸療法士
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