本日は節分です。
節分は季節の節目のことで、立春、立夏、立秋、立冬の前日をすべて節分と呼びますが、春の節分は旧暦で大みそかにあたることから、特に重要視されるようになったそうです(暮らし歳時記より)。
今日は全国各地で豆まきが行われていることと思いますが、豆まきに使用する豆は地方によって異なります。関東以南では大豆をまくことがほとんどで、北海道と東北、九州の一部地域で落花生をまくそうです。大豆をまく地域の方からは、落花生をまくと聞くと驚かれるようですが、逆もまた同様ですね。
園芸療法プログラム内で、参加されている皆さんに尋ねてみても、この辺では落花生を豆まきに使われる方がほぼ100%となっています。
落花生の良いところは、大きいので豆まきのあと見つけやすいこと、角の方へ転がっていかないこと、拾って外側の皮をむけば中の豆を食べられること、食べておいしいことなどがあります。
そして、豆まきに加えて、節分のイベントとしてすっかり定着したのが「恵方巻き」です。
その年の良い方角(恵方)を向いて、黙って1本食べ終えると縁起が良いとされています。本日、節分の特別メニューでも恵方巻きを提供しました。さすがに食事として提供するのに1本丸のままでは食べにくいので切ってありますが、皆さん喜んで召し上がっておられました。今年の恵方は西南西とのことでしたが、しっかり恵方を向いて召し上がって頂けたでしょうか。
今年1年、皆さまが健やかに過ごされることを願っております。
Posted by 園芸療法士
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