おとなの学校の活動風景

 今回は、かけはしで行っている、「おとなの学校」について紹介したいと思います。

まず、おとなの学校がどのような取り組みなのかというと、専用の高齢者向け教科書を用いた授業形式のアクティビティです。おとなの学校は、現在国内270施設以上で導入されており、テレビなどでも取り上げられ全国で注目を集めています。授業の目的は、利用者さまの「意欲」を向上させることです。昔のことを思い出してもらう回想法などを活用し、例え重い介護度や認知症の方であっても楽しく授業にご参加頂いています。

頭の体操となるよう、平日毎日取り組みを行っています。私たち職員が先生役となり、利用者の皆さまと楽しい時間を過ごしています。利用者さまの若かりし頃のお話しを聞く機会でもあり、私たちも勉強になることが多くあります。

教科書は、国語、算数、理科、社会、音楽、体育などたくさんの教科が1冊に収められています。利用者さまの中からご希望の方には毎月購入いただいており、毎日時間になると教科書を片手に食堂に来て頂ける方がいらっしゃいます。

おとなの学校では、入所者さまのどなたかに日直をお願いしています。先生役の職員より日直の入所者さまの方が大きな声で号令、挨拶をしていただいています。人前で話すのは、誰でも緊張しますね。ですが、度々お願いしても、立派に行っていただき、手本になって下さっています。ありがとうございます!

2階 Fチーム ハッピースマイル

老健かけはしブログ

社会医療法人北斗 十勝自立支援センター 介護老人保健施設 かけはしのブログです。 かけはしの取り組みや園芸療法、イベント情報などを随時お伝えします。

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