雪とおひなさま

かけはしでは例年と同様に、以前寄贈して頂きましたひな人形を入口付近に飾っております。

7段の立派なひな人形で、デイケアに通所される皆さんや訪れる方々の目を楽しませています。

そんななか、ひな祭りが差し迫った3月2日、ここ帯広では警報がでるほどの大雪に見舞われました。

本州であれば梅の花が香る時期で、うららかな春の景色を背景におひな様が飾られているのかもしれませんが、ここではしんしんと降る雪をバックにしておひな様がたたずんでいます。

この時期の雪と言えば、思い出されるのは3年前、2018年3月1日の大雪のことです。

私も話でしか聞いたことがありませんが、湿った重たい雪が日中に50㎝ほど降り積もり、雪に慣れたこの地方でも交通に大混乱が起きて、デイケアを利用された方が家にたどり着くまでに普段であれば30分の所、3時間以上かかったこと、家に帰れずに職場に泊まり込んだスタッフが数名いたこと等、様々な逸話が残っています。

今回も、大雪警報がでるほどの大雪であり、心配されましたが3年前ほどではなく、無事に1日を終えられそうです。

そんな落ち着かない一日を見守りながら、おひな様は明日のひな祭り本番を迎えます。

さすがに今日降った雪はすぐには溶けませんが、明日は暖かな陽射しの少しでも春を感じられる1日になることを願っています。


Posted by 園芸療法士

老健かけはしブログ

社会医療法人北斗 十勝自立支援センター 介護老人保健施設 かけはしのブログです。 かけはしの取り組みや園芸療法、イベント情報などを随時お伝えします。

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