このところの暖かさで、去年の秋に植えたチューリップが芽を出して葉を広げています。3階では、レイズドベッド1台当たり60個、合計120個の球根を植えました(上写真)。
冬の間、寒風が吹きすさぶ場所なのでビニルをかけて養生しておりましたが、その甲斐あってか3月中旬頃には芽が出始めて、ぐんぐんと大きく育っています。ちょうど窓ガラスの反射もあって暖かいためか、大きくなるのがかなり早いです。
一方、下の写真は2階の花壇に植えたものですが、比べてみるとその違いが明らかです。
こちらは3階に比べて植えるのが3週間ほど遅かったというのもありますが、地温(土の温度)がこちらの方が低い時期が長かったこともあり、ゆっくりとした出足です。こちらの花壇にも120個の球根を植えました。
自宅のお庭にチューリップを植えられている方だと、今の時期はこちらの方に近いかもしれませんね。
いずれも食堂の窓からよく見える位置にありますので、入所されている方は日に日に伸びていくチューリップの様子を気にされているようです。
秋に園芸療法の活動で一緒に球根を植えられた方は「ようやく芽が出てきたね、嬉しいね」と声をかけてくださったり、花壇がよく見える席にいらっしゃる方は「チューリップのね、花が咲くのを楽しみにしてますよ」とお話ししてくださいました。
今週は最高気温が2桁までいかない肌寒い日が続く予報ですが、来週は暖かい日が増えるとのことで、チューリップもぐんぐんと育っていくことでしょう。
花が咲くのはいつ頃でしょうか。
綺麗な花が咲く頃、またお伝えしたいと思います。
Posted by 園芸療法士
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