屋上ガーデンができあがるまで その7(最終回)

いよいよ、屋上ガーデンの造成も大詰めです。

7月半ば、帯広第二ひまわり幼稚園の年長組の皆さんと芝生張りを行いました。

コロコロに巻かれた長さ170センチ、幅30センチのロール芝を前に転がして敷いていきます。

「よーいドン!」の声かけで、一斉に芝を転がします。

交代しながら次々に芝のロールを転がします。

芝を敷いた後は、芝と芝の間に砂を入れていきます。

園児の皆さんは砂場遊びで慣れているのか、ベテラン職人さんのように手早く砂を敷き詰めていきます。かけはしに入所されている高齢者の皆さんも応援にかけつけました。

新型コロナ感染対策のため遠くから見守るだけですが、お孫さんとなかなか会えないなか、子どもたちの様子を見て「みんな元気いっぱいだね。私も元気もらったよ」とうれしそうにお話される方もいらっしゃいました。

砂を入れたら、足で踏んで地面の土と芝を密着させていきます。最初はわいわいとそれぞれがリズムよく芝を踏んでいましたがしばらくすると・・・

汽車ポッポになって笑い声を上げながら芝を踏んでいきます。

芝生張りをしたこの日、芝の色は黄色っぽい色でしたが、その後どのようになったでしょうか。

次回、屋上ガーデン完成時の様子をお伝えする際にご覧頂きたいと思います。


続いて、別の日に帯広北高校ボランティア局の皆さんと樹木の植え付けを行いました。

樹木を植えるのは初めての方も多く、慣れない手つきで行っています。

高さ2mほどのライラックの木を植えています。

これくらいの大きさになると結構重たいので大変です。力持ちの男子生徒が協力して植え付けています。

エゾノコリンゴと白い花の咲くアジサイ「アナベル」を植えています。

さすが高校生の皆さんはのみこみがはやく、何本か植える頃には手際よく作業を進めていました。

この日は大小さまざま20本近くの樹木を植えました。

植え付けたあとは屋上ガーデンに設置予定のハンモックの試乗です。

初めての感覚におっかなびっくりしていましたが、「楽しい!」と、高校生の皆さんのお墨付きをいただきました。


この後、星の庭ガーデナーズクラブの皆さんやかけはしスタッフ有志の皆さんとフェンスの塗装や設置、草取りなどを経て、8月4日のオープンを迎えました。

オープニングセレモニーの様子や完成した屋上ガーデンの様子は近日中に公開いたしますので、どうぞお楽しみに!


Posted by 園芸療法士


老健かけはしブログ

社会医療法人北斗 十勝自立支援センター 介護老人保健施設 かけはしのブログです。 かけはしの取り組みや園芸療法、イベント情報などを随時お伝えします。

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