中庭づくり 前編

かけはしの2階から3階をつらぬくように中庭(光庭)があります。

かけはしが動き出して1年。

この中庭に樹木などの植栽をすることになりました。

2階からの眺めだけでなく、3階から見てもきれいに見えるよう、大きな木を入れることにしました。

高さ4~5メートルほどの樹木を植えるために、まずは大きなプランターを設置しました。今回は、3本の樹木を中庭の中心に据える計画です。

後々、鉢の周りにも植物の植え込みを作るために水は通しても土は通さないシートを敷きました。

いよいよ樹木の搬入です。高さのある樹木はかなりの重さがあります。最も大きなヤマモミジの木は4人がかりで運んでもらいました。

将来の枝葉の広がり方を考えて向きを決めていきます。

とても重たいので、向きを少し変えるだけでも大変な作業です。

今回植えたのは、ヤマモミジ、ヤマボウシ、ジューンベリーです。

ジューンベリーはその名の通り、6月頃に真っ赤な甘い実をつけます。

来年はたくさんの実をつけて中庭を彩ってくれることでしょう。

樹木が入った途端、入所されている皆さんが続々と中庭の近くに集まっていらっしゃいました。「緑があると、とってもいいねえ」と口々におっしゃられ、長いこと様子を眺めておられました。はじめの写真と見比べて頂くと、植物があるのとないのでは、中庭の印象がずいぶんと異なることがおわかりになると思います。


さて、ここまでが中庭づくりの前編です。

この後、樹木の根元や鉢の周りの植栽をして仕上げていきます。

いったいどのように仕上がるでしょうか。

続きは後編でお伝えします。

どうぞお楽しみに!


Posted by 園芸療法士

老健かけはしブログ

社会医療法人北斗 十勝自立支援センター 介護老人保健施設 かけはしのブログです。 かけはしの取り組みや園芸療法、イベント情報などを随時お伝えします。

0コメント

  • 1000 / 1000