中庭作りの後編です。
まず、大きな鉢に植えた樹木の根元に植物を植え込んでいきます。
四方を建物に囲まれているため、どうしても光量が少ないので、日陰でも育つものを中心に植えていきます。
ギボウシ(ホスタ)や、ツボサンゴ(ヒューケラ)、イワミツバ、アジサイなどは日陰の庭(シェードガーデン)によく使われる材料です。
鉢の周りにも、どのような配置で植えていくか、苗を置いて確認します。
この作業を行っていた時期は雨が降ったり止んだりでしたので、作業がなかなか思うように進みませんでした。
次に、燻煙した枕木をシートの端に合わせて置き、かすがいを打って固定します。その後、土を入れて残りの植物を植えていきます。
そして、ようやくすべて植え込んだところ、雨が上がり、雲間から太陽が顔を出して、中庭を照らしてくれたのが次の写真です。
ヤマモミジの葉は薄く、陽が当たるとまるで発光しているかのようで、とてもきれいです。
また、光が当たることで木の葉の影が壁や地面に落ちるのですが、植物が作る影は美しいもので、ゆらゆらと揺れている様子は見ていて飽きません。
3階から見下ろすと、このように見えます。樹木の株元や鉢の周囲に植えた植物が葉を茂らせてくると、より自然な雰囲気に仕上がっていくでしょう。
今後、中庭の四隅に、プランターを置くことのできるレイズドベッド(持ち上げ式花壇)を作製し、設置する予定です。
どのように変化していくのか、随時お伝えしていきますので、どうぞお楽しみに!
Posted by 園芸療法士
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