園芸療法 7/26 ラベンダーとキュウリ

本日の園芸療法プログラムでは、ラベンダーのミニブーケ作りと、かけはしで今年初めて採れたキュウリの塩もみ作りをしました。

かけはしの花壇に植えたラベンダーはまだまだ小さく、収穫できるほどはありませんが、かけはしに隣接するサービス付き高齢者向け住宅「あやとり」のエントランス付近にはラベンダーの花がたくさん咲いています。そのラベンダーをいくつか頂いて、ミニブーケを作りました。

ラベンダーの穂先についた花がらを摘んだり、ラッピングするところはなかなか難しく、苦戦される方もおられましたが、できあがったブーケの匂いをかぐと、「いい匂いだね」と、皆さま表情を緩められていました。

そして、2階の食堂脇にある花壇で、かけはしの初収穫となるキュウリが採れましたので、これまたかけはしの花壇で元気よく育っているシソの葉とあわせて塩もみを作りました。

「初ものを食べると75日長生きするってね」と、昔からの言い伝えを参加された方から聞くと、どなたも表情をほころばせていました。スライスしていくとキュウリの匂いがテーブルの周りに漂って、期待が高まります。スライサーを使っての調理は交代で行いましたが、さすがに手慣れた方が多く、あっという間に作業が進んでいきます。

味付けは塩だけでしたが、キュウリがとてもみずみずしく、また、シソの香りがさわやかで、「おいしいねえ」と、あちらこちらで笑顔がこぼれていました。

さてさて、こんな風に、順番にできてくる野菜の初ものを食べていくと、いったいどれくらい長生きできるのでしょうか。そんな話をしながら、ゆったりとした時間が流れていきます。


Posted by 園芸療法士

老健かけはしブログ

社会医療法人北斗 十勝自立支援センター 介護老人保健施設 かけはしのブログです。 かけはしの取り組みや園芸療法、イベント情報などを随時お伝えします。

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