本日、かけはしにて職員を対象とした「認知症について」の研修を開催しました。
認知症について、その類型や特徴、せん妄との鑑別やBPSD(認知症に伴う行動と心理的症状)について講義があった後、適切な対応とはどのようなものかについて検討しました。
具体的にシーンを挙げて、ついしてしまいがちな誤った対応を振り返ると共に、どのような対応をすると、認知症の方が安心し、穏やかに過ごせるかを考えました。
誤った対応をすると、ともすればBPSDが強まったり、認知症の方の不安を不必要に高めてしまいます。関わるスタッフは、どうしてそのような行動に至っているのかを、その方に寄り添って考えることが大切です。そのためには、その方のこれまでの暮らしや生活、趣味や嗜好について知ると共に、認知症に関する知識も不可欠です。
関わる私たちの対応次第で、認知症がありながらも安心し、落ち着いてその人らしい暮らしを送ることができます。
私たちは研鑽を重ね、充実した認知症ケアを提供することで、ご本人やご家族が安心して生き生きと過ごせるようなサポートをしたいと考えています。
Reported by 園芸療法士
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