11月も終わりに近づき、一段と冷え込みが厳しくなってきました。先週降った雪が、日陰にまだ残っていたり、溶けた雪が水たまりになって氷っていたりと、日中も気温が上がりません。
こんな時は、やはり身体が温まるような、あたたかい料理を食べたくなります。
かけはしの畑には、夏にまいたダイコンがまだ残っています。5㎏くらいはありそうな大きなダイコンを入所者の方と共に収穫し、それをこんかいはおでんにして食べることにしました。
本当は一晩寝かすと良く味がしみるのですが、今回は電子レンジを使って予め火を通し、味がしみやすい状態にしてから調理を始めました。
まず、どんなダイコンが採れたのか、同じような大きさのダイコンを手に持って重さを実感してもらい、その後、レンジで柔らかくしておいたダイコンを切り分けていきます。
それを、だし汁を入れた鍋に入れ、醤油と塩で味付けをして煮込みます。
その間、どのような具をおでんに入れるかとお尋ねすると、「こんにゃく」「はんぺん」「もち巾着」「ちくわ」「にんじん」「じゃがいも」と次々に声が上がりました。
この辺りでは甘く味付けをした味噌を付けて食べる味噌おでんもポピュラーで、そのような話しもあがりました。
できあがったおでんはアツアツですので、やけどをしないよう、ゆっくりと召し上がって頂きました。さすがに一晩おいたおでんほどではありませんでしたが、だしの味がほどよくしみて、おいしいダイコンおでんができあがりました。
温かいひと皿に、身体はぽかぽか、お顔はにこやかになって楽しいひとときが過ぎていきました。
Posted by 園芸療法士
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