園芸療法 3/29 4月のカレンダー作り

今日は気温が4℃までしか上がらず、風の冷たい肌寒い一日でした。明日も天気は良いのですが、最高気温が6℃ほどと、春の穏やかさにはまだほど遠いです。日曜日は夜中から朝方にかけて雪が降る予報で、冬景色に逆戻りしてしまいそうです。


さて、そんな天気が続いていますが、早く春が来るようにと、本日は「枯れ木に花を咲かせるカレンダー作り」を行いました。

文字通り、桜の木の枝だけが印刷された所に、フラワーペーパーで花を作って貼り付け、桜の花を咲かせていきます。フラワーペーパーは手でくしゃっと丸めるだけで、花らしくなります。小さく丸めるとつぼみのようで、ふんわりと丸めると、まるで満開の花のようです。

そのため、できあがりはそれぞれユニークで、3分咲きのものもあれば、5分咲き、8分咲き、そして満開と、バラエティに富んでいました。

この辺りでは、多くの方が思い浮かべる桜(ソメイヨシノ)は寒すぎて育つことができず、桜といえばエゾヤマザクラのことを指します。ソメイヨシノに比べると花の色が濃く、鮮やかです。

平年であれば、4月の下旬から5月の連休にかけて咲くので、開花まではあとひと月ほどです。今回参加された皆さんには、作成したカレンダーをお部屋に貼って、本物の桜の花が咲くのを楽しみにして頂きたいと思います。

枯れ木に花を咲かせる作業は思いのほか皆さまに好評で、写真のように笑顔の花もたくさん咲きました。


Posted by 園芸療法士

※写真の掲載についてはご本人の承諾を頂いております。

老健かけはしブログ

社会医療法人北斗 十勝自立支援センター 介護老人保健施設 かけはしのブログです。 かけはしの取り組みや園芸療法、イベント情報などを随時お伝えします。

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