今週水曜日にボランティアガーデナー養成講座の第5回を開催しました。
今回は特別講師をお招きして、前半に樹木の管理のお話し、後半の演習ではクリスマスの寄せ植えづくりを行いました。
特別講師として来てくださったのは、星の庭の工事責任者として何度かこのブログにも登場してくださっている、株式会社真鍋庭園緑化の府川洋史さんです。
府川さんは様々な資格をお持ちなのですが、街路樹剪定士の資格もお持ちで、これまでの経験も踏まえたお話に参加された方は興味深く聞き入っておられました。参加された方からは、家に植えてある樹木のことや疑問点など次々に質問が上がりましたが、時折ユーモアも交えながら的確にお答えくださるので、一同うなずいて話に聞き入りました。
後半はお待ちかねの寄せ植えづくりです。今回、ご用意して頂いたのはポインセチア、シクラメン、チェッカーベリー(ゴールテリア)、アイビー(ヘデラ)の4種類です。鮮やかな赤色がクリスマスの雰囲気にぴったりで、皆さんの気分も盛り上がります。
今回は、それぞれご用意頂いた鉢に並べてどのような仕上がりになるかイメージしながら調整します。
それぞれの位置が決まったら、植え込みます。根がそれほど張っていないので、根鉢をくずさないよう、丁寧に作業を進めます。
赤い実がついているものがチェッカーベリーなのですが、府川さんから、「この実は食べられますが、おいしくありません。湿布と同じ成分が入っています」との情報を教えて頂きました。勇気ある参加者の方がさっそく口に入れたところ「本当に湿布の味がします」と驚いておられました。
そうこうしているうちに寄せ植えが完成です。
ポインセチアやヘデラは寒さに弱く、北海道の冬は越せませんので、室内に飾る寄せ植えです。
それぞれのご家庭で、色の少ないこの季節を鮮やかに彩ってくれることでしょう。
さて、次回は「植物を暮らしに活かす」と題したお話しと、ミニクリスマスリースづくりの2本立てです。どうぞお楽しみに!
Posted by 園芸療法士
※写真の掲載については参加されている皆様の承諾を頂いております。
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