園芸療法 10/29 白菜の浅漬けづくり1

今日は朝から雨降りでした。

午前10時頃は雨脚が強まりましたが、昼を過ぎると雲が消え、すっきりとした青空が広がりました。

午後2時に園芸療法が始まる頃には、窓から陽が差し込んで、秋らしい穏やかな空気が流れていました。

さて、今回の園芸療法ですが、かけはしの畑にはまだ野菜がありますが、今回は白菜を収穫することにしました。

夏頃に植えた白菜はしっかりと葉が巻いており、とてもきれいです。

このところの冷え込みで甘さも増しており、今回は白菜の浅漬けを作って食べることにしました。

白菜を食べやすい大きさにちぎるところからスタートです。

包丁で細かく切っても良いのですが、手でちぎると味のなじみが早いそうです。

今回は作ってすぐに食べるため、なるべく早く味が付くように、手でちぎることにしました。

また、このところ風邪がはやっていますので、身体が温まるようにショウガを刻んで入れることにしました。

細かくちぎった白菜と、細切りにしたショウガを、浅漬けの素で味付けしていきます。ボウルに入れたものを交代で揉み込み、味をなじませます。

「今日はちょっとね、遠慮させてもらいます」と、それまでは手袋もつけずに見ていた認知症のある方が、いつの間にか手袋をはめ、「昔よくやりました」と言いながら、にこやかに取り組んでいます。なじみのある作業は、気持ちと身体を自然に動かしてくれるようです。


できあがった浅漬けは好評で、「おいしいわ」「ショウガが効いていていいね」「風邪が吹き飛びました」「まあまあだな」等、色々なコメントを頂戴しました。

明日は別フロアでも白菜の浅漬け作りを行います。明日はどのような展開になるでしょうか。


Posted by 園芸療法士

老健かけはしブログ

社会医療法人北斗 十勝自立支援センター 介護老人保健施設 かけはしのブログです。 かけはしの取り組みや園芸療法、イベント情報などを随時お伝えします。

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