今日は朝から雨降りでした。
午前10時頃は雨脚が強まりましたが、昼を過ぎると雲が消え、すっきりとした青空が広がりました。
午後2時に園芸療法が始まる頃には、窓から陽が差し込んで、秋らしい穏やかな空気が流れていました。
さて、今回の園芸療法ですが、かけはしの畑にはまだ野菜がありますが、今回は白菜を収穫することにしました。
夏頃に植えた白菜はしっかりと葉が巻いており、とてもきれいです。
このところの冷え込みで甘さも増しており、今回は白菜の浅漬けを作って食べることにしました。
白菜を食べやすい大きさにちぎるところからスタートです。
包丁で細かく切っても良いのですが、手でちぎると味のなじみが早いそうです。
今回は作ってすぐに食べるため、なるべく早く味が付くように、手でちぎることにしました。
また、このところ風邪がはやっていますので、身体が温まるようにショウガを刻んで入れることにしました。
細かくちぎった白菜と、細切りにしたショウガを、浅漬けの素で味付けしていきます。ボウルに入れたものを交代で揉み込み、味をなじませます。
「今日はちょっとね、遠慮させてもらいます」と、それまでは手袋もつけずに見ていた認知症のある方が、いつの間にか手袋をはめ、「昔よくやりました」と言いながら、にこやかに取り組んでいます。なじみのある作業は、気持ちと身体を自然に動かしてくれるようです。
できあがった浅漬けは好評で、「おいしいわ」「ショウガが効いていていいね」「風邪が吹き飛びました」「まあまあだな」等、色々なコメントを頂戴しました。
明日は別フロアでも白菜の浅漬け作りを行います。明日はどのような展開になるでしょうか。
Posted by 園芸療法士
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