秋のなごり

ハロウィンが明けて11月に入ると、さも秋は終わったかのように街中にはクリスマスソングが流れて、気分は年末のモードへと変わっていきます。

紅葉も盛りを過ぎて枝だけになってしまっているものもありますが、それでもまだ鮮やかな葉をまとって美しいものも多くあります。季節の移ろいはグラデーションのようでもありますので、行きつ戻りつしながら、次の季節へと向かっていきます。今の時期は秋の名残とでもいうような、そんな時期で、秋が過ぎ去っていくのを惜しむかのような心持ちです。

そんな秋の一瞬をとどめておきたいと、今回はきれいに紅葉した葉を、押し葉として残すことにしました。作り方はとても簡単で、気に入った色の葉を新聞紙に挟んで重しをしておくだけです。

本日は20名ほどの参加者の方々と押し葉作りをしました。カエデやイチョウなど、気に入ったものを次々に新聞紙に挟んでいきます。できあがるのが1ヵ月ほど後と聞いて「きれいなのができているといいなあ」と、期待の声がちらほらと聞こえました。

1ヵ月後、新聞を開くとどのように仕上がっているでしょうか。12月には、できあがった押し葉を使ったクラフトを行う予定です。


Posted by 園芸療法士

老健かけはしブログ

社会医療法人北斗 十勝自立支援センター 介護老人保健施設 かけはしのブログです。 かけはしの取り組みや園芸療法、イベント情報などを随時お伝えします。

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