日に日に寒さが増していますが、今日は曇りということもあり、朝はそれほど冷え込みがありませんでした。朝の寒さはありませんでしたが、日が照らないので昼間の気温も上がらず、ひんやりとした一日です。かけはしでの園芸療法も屋外での活動は難しくなり、今回は屋内で、収穫した大根を使った料理をすることにしました。このところ、収穫した野菜の調理が続き、料理教室のようになりつつあります。
大根を使った料理はたくさんありますが、今回は薄切りにした大根をわかめと合わせてポン酢で頂くことにしました。
まず、料理の前に大根の重みを感じるために、順に大根を回していきました。今回は大根2本を使ったのですが、太いものと少し細いものがあったので、まず重さの違いに驚かれます。普段大きな声を上げられない方も「重たい!」とにこやかにお話しされます。
それから、皮むき器で皮をむき、そのまま食べる部分も皮むき器で薄切りにしていきます。
本日は20名以上の方が参加されたので、理学療法士や作業療法士、介護福祉士や看護師などのスタッフがそばについてサポートをしていきます。
いつもは足の痛みやむくみが気になって表情が硬かった方も、皮むき器での作業を気に入られたようで、他の方が難儀していると「私がやろうか」と、自ら声をかけて交代しています。
そうこうしているうちに、大根がボウルいっぱいになりました。
ここで、水で戻しておいたわかめを投入です。わかめは国産にこだわりました。
ぎゅっと水を絞って入れていきます。
良く味がしみこむようしっかりと混ぜ込んで頂きました。この作業を担当する方の特権で、誰よりも早く味見をして味を確かめて頂きました。
できあがったものを召し上がって頂きましたが、大根の首元と根元で大根の辛さが違うのか、「けっこう辛いね」とおっしゃる方と「ちょうどよい」「あんまり辛くない」とおっしゃる方と両方いらっしゃいました。
今回は畑にある大根のうち、中くらいの太さのものを使いましたが、畑には横綱級の大根もありますので、それは今後、寒い日に温かい料理にして食べる予定です。
Posted by 園芸療法士
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