立春を過ぎましたが、冬らしい寒い日が続きます。今日よりも明日、明日よりも週末になるにつれて寒さが厳しくなるとのことで、春は遠いようです。
さて、本日は久しぶりに園芸療法らしいプログラムを行いました。
カイワレ大根の種まきです。
土の代わりに水を含ませた綿を敷いて、種をまきます。
参加された皆さまには綿に水を含ませて平らに均すところから行っていただきました。カイワレ大根の種はごまの2~3粒分ほどの大きさなので、種としてはそこまで細かいものではありません。
指でつまんでまいていくのですが、中には手のひらに載せてそのままえいっとまいてくださる方もおられ、それぞれの性格が如実に現れる作業です。中には真剣なまなざしで、丁寧に取り組まれる方もいらっしゃいます。
綿の表面を覆うくらいたくさん種をまいたらできあがりです。カイワレの種は水を含むとすぐに皮が割れるものがありますので、種まきの後、お話しをしている間に皮が割れて黄色くなっているものがあり、「もう芽を出すのかな」と、皆さま、嬉しそうに様子を眺めておられました。
およそ2週間で食べられるほどに育つ予定ですが、まずは来週、どれくらい育ったか様子を見ることにしました。
「来週楽しみだねえ」と声を掛け合う様子もあちこちで見られ、次回への期待を抱きつつ、本日のプログラムを終えました。
1週間後、どのようになっているでしょうか。私もとても楽しみです。
Posted by 園芸療法士
※写真の掲載についてはご本人の承諾を頂いております。
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