園芸療法 5/10 ジャガイモの植え付け

本日は、今年度に入って初めて屋外での園芸療法プログラムを実施しました。

天気予報は晴れで、気温も20℃近くまで上昇するとのことでしたが、お日様が雲に隠れることが多く、風もあって、少し肌寒さを感じる時間もありました。


4月下旬から5月の上旬にかけて、北海道ではジャガイモを植え付ける適期です。十勝では、連休が終わるまでに植え付ける農家の方がほとんどです。北海道、なかでも十勝のジャガイモは有名で、ポテトチップスなどの製品を口にされた方も多いでしょう。この辺りで採れるジャガイモは、甘みがあり、塩やバターをつけただけでびっくりするほど美味しいです。

さて、今回は「キタアカリ」という品種をうえました。男爵に比べて甘みが強く、人気のあるジャガイモです。

はじめに、包丁を使って種イモを2つに切り分けていきます。切り分けた際、両方に芽がついているよう、注意して行います。その後、切り口に石灰を付けてから、畑に植えて付けていきます。


久しぶりに土の上を歩く方が多く、バランスを崩さないよう、注意して行います。等間隔にイモを植えたら、種イモの間に肥料を置いていきます。

種イモ、肥料を置いたら、最後に土をかけてフタをします。

ジャガイモは、南米原産でそれほど水分を必要としませんので、植え付け時には水やりをしません。

暖かい日が続けば、2、3週間後には土から芽をのぞかせるでしょう。

参加された方に感想をお尋ねすると、「これからが楽しみですね」「外の風がとっても気持ちいいです」「何をしたかわからないくらいだ(もっと仕事があると良いな)」等のコメントを頂きました。

今回は22個の種イモを植えました。9月の収穫時期にはいったいどれくらいの収穫があるでしょうか。少なくとも100個は収穫したいところですが、ちょっと欲張りでしょうか。


Posted by 園芸療法士

※写真の掲載についてはご本人の承諾を頂いております。

  

老健かけはしブログ

社会医療法人北斗 十勝自立支援センター 介護老人保健施設 かけはしのブログです。 かけはしの取り組みや園芸療法、イベント情報などを随時お伝えします。

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