2020.03

今日は以前種をまいて大きく育ってきたそばの芽を間引きしました。まだ夜間の気温が低いためか、ところどころ枯れてしまったものもあるため、丁寧に抜いていきます。そばはこの辺りでは名産なので、以前自宅で栽培されておられた方もおられ、「そばの白い花もきれいだよ」と教えてくださいます。どれくらいそばの実が採れるか分かりませんが、少しでもそば粉にできると良いです。その後、キャベツの芽が出てきたので、そちらを観察します。「こんな小さな芽から大きなキャベツが採れるのですよ」とお伝えすると、「こんなかわいい芽から、そんなのが採れるなんでびっくりするね」と驚かれる方が多いです。その後、キャベツはどのようにして食べるとおいしいかという話題になると、「炒めて食べる」「サラダにし...
今日は気温が10℃を上回り、春の訪れを感じられるような日和でした。そんな暖かな日の昼食として、今回は「郷土料理の日 第1弾」沖縄編として、沖縄料理を提供しました。メニューは「ジューシー」「麩チャンプルー」「人参しりしりサラダ」「マンゴ－」です。「ジューシー」とは、「雑炊」が琉球語なったものと言われており、沖縄風炊き込みご飯というとわかりやすいかもしれません。「麩チャンプルー」は沖縄ではよく食卓に上る料理のひとつで、「チャンプルー」とはまぜこぜにしたものという意味があるそうです。麩はモチモチとしてお肉のような食感で、味も良く染みこむので美味しいです。今回は麩を材料にしましたが、ゴーヤを使った「ゴーヤチャンプルー」、そうめんを使った「そうめんチャンプルー」...
周辺にはまだまだ雪が残っていますが、ずいぶんと日が延びて、確実に春が近づいてきています。あと1週間で春分となり、20日を過ぎると夜より昼の時間が長くなります。来週は最高気温が10℃を上回る日もあり、雪どけも進むことでしょう。かけはしでは、来たるべき春に向けて、さまざまな植物の種まきをスタートしています。1枚目の写真はキャベツの芽です。キャベツは発芽率が高く、まいた種から次々に芽が伸びています。双葉がかわいらしく、緑も鮮やかです。園芸療法では、種をまいて育てることが多いのですが、それはまいた種から芽が出てくるのを見ることが、種をまいたひとにとって、とても大きな喜びや驚きにつながり、愛着を持つきっかけになるからです。
今日はひな祭りです。本州では梅の花が咲いたり、早咲きの桜が咲く頃ですが、北海道はまだまだ一面の雪で、3月に入ったというのに今日はちらちらと雪の舞う一日でした。今日は2週間前に種まきをしたそばの芽が少し出ていたので、始まりの挨拶の際に、皆さまと一緒に観察をしました。ほんの小さな芽ですが、鮮やかな緑色がかわいらしく、「かわいいねえ」と言ってじっくりと様子を眺めておられました。その後は、本日がひな祭りということで、「ひな祭りのカードづくり」を行いました。千代紙を使って、おひなさまとお内裏様に着物を着せていきます。さまざまな柄の千代紙がありますので、どれにするか迷いながら選んでいきます。選んだものを丁寧にカードの貼り付けると完成です。淡い色彩の着物も春らしくて...