2018.09

朝晩の冷え込みのせいか、花の色がとても鮮やかです。本日はきれいに咲いている花を摘んで、カップの生け花を実施しました。写真には見えませんが、白いコーヒーカップに水を入れ、そこに花を生けていきます。参加された方は、園芸療法士の説明を受ける前から花に手を伸ばして次々に生けておられました。できあがった作品は、他の参加者に披露して、作品のポイントや気に入っているポイントを伝えて頂きました。周囲からは「きれいだね」「かわいいねえ」等のコメントが聞かれ、和やかな空気が流れていました。完成した作品は持ち帰ることができませんので、写真を撮ってポストカードに印刷したものを、参加された皆さまにお渡ししましたが、「あんたのはどうなってる？」と隣の方と見せ合ったりと、うれしそう...
たくさんの花が鮮やかな色で咲いています。日中と朝晩の気温差があると、花の色がはっきりとするようです。マリーゴールドやメランポジウムなど黄色の花はまぶしさを感じるほどです。今回の写真はサルビア・ウリギノーサという名前の花です。蜜があるので蜂たちがブンブンと羽音を鳴らしてやってきます。花壇には色々な種類の蜂がやってきますが、この蜂は「セイヨウオオマルハナバチ」という蜂のようです。見た目はかわいらしいのですが、特定外来生物に指定され、駆除の対象になっています。元々、ハウス内で栽培するトマトやナスの受粉のために欧州から導入されたのですが、それが野生化してしまったようです。道内にはエゾオオマルハナバチなどの在来種が存在するのですが、それらを駆逐してしまう可能性が...
今年は9月24日が十五夜です。今日は十五夜にちなんでお月見のカード作りをしました。夜空に見立てた黒いカードに、お月様やウサギ、お月見団子、そしてススキの穂を貼り付けていきます。使う材料は一緒なのですが、配置の仕方で作品の雰囲気が全く異なるので、個性豊かな作品が仕上がりました。できあがった作品を披露する際は、ウサギにご自身を見立てたこと、月見団子がおいしそうでること等、皆さまにこやかにコメントをされていました。このところ、この辺りはすっきりと晴れていて、少しずつ月が満ちていく様子を見ることができていますが、当日も晴れてきれいなお月様が見られるでしょうか。今のところ、予報は曇りとなっており、何とか晴れてくれることを願っています。Posted by 園芸療法...
前日に引き続いて、カブのステーキ作りを行いました。今日は天気が良かったので、デッキでの実施です。風が少し強かったですが、気温が高く、気持ちの良い日和でした。参加された皆さんで手分けしてカブを切り分けたりトウモロコシを一粒ずつにしていきます。そして、今回は2名の女性の入所者の方にフライパンでカブを焼いて頂きました。ジュージューと油のはねる音とともに、香ばしい匂いが辺りに漂って、「美味しそうな匂いがするね」と、期待が高まります。焦げ目がついて火が通ったら、今回も「十勝豚丼のタレ」で味付けです。ジューシーなカブのステーキとトウモロコシに、懐かしい風味のタレが絡んで、とても美味しいひと皿ができあがりました。参加された方は、「家でもやってみたい」「帰ったらやって...
今日は最高気温が23度ほどで、過ごしやすい一日でした。また、すっきりとしたとても心地よい風が吹いて、落ち葉の匂いを運んできます。外で過ごしていると、そんな風に秋の訪れを感じる場面が増えてきました。本日午前中の園芸療法プログラムでは、収穫の秋ということでカブとトウモロコシを収穫して「カブのステーキ作り」を行いました。カブといえば千枚漬けのように漬け物にしたり、煮物にして食べることが多いのですが、今回は油をしいたフライパンで焦げ目がつくまで焼きました。つぶつぶにばらしたトウモロコシも一緒に焼いて、最後は十勝豚丼のタレで仕上げます。焼いたカブは少しトロッとした食感で、おいしいです。今回参加された入所者の皆さまはカブを焼いて食べるのは初めてとのことでしたが、「...
収穫の秋を迎えています。かけはしの花壇に植えた野菜もたくさんの恵みをもたらしてくれています。食べ頃の野菜は園芸療法プログラムで調理をして食べたり、散歩で訪れた方に召し上がって頂いているのですが、追いつかないほどたくさん採れますので、かけはしに来所される方におすそ分けすることにしました。今回はジャンボキュウリがほとんどですが、カブやナスもあります。毎日収穫があるわけではありませんので、かごに野菜が入っているのは時々です。また、どんな野菜が入っているかも日によって違います。１階の受付カウンターにご用意してありますので、かけはしにお越しの際はぜひお立ち寄りください。農薬を使わずに育てておりますので、一部虫食いがあったり、形もいびつなものがありますが、味はとて...
昨日と今日は、収穫したシソを使って「シソジュース」作りを行いました。花壇に植えた赤ジソと青ジソはたくさんの葉を茂らせていますので、材料は豊富にあります。作り方が記載されたプリントを見て手順を確認した後、シソの葉を軸からちぎっていきます。葉を綺麗に洗ったら、沸騰したお湯に入れ、５分間煮出します。赤ジソから色素が抜け出るので、お湯が紫色になっています。５分が経過したら、グラニュー糖を入れて冷まします。通常、クエン酸やお酢を入れて仕上げるのですが、今回はより飲みやすくなるようリンゴ酢を使うことにしました。そして、このリンゴ酢を入れるところが今回の最も大きな見せ場です。上の２枚の写真をよく見てください。左右の写真で違うのは何でしょうか？そうです。計量カップに入...